2023.11.29

#OWNER's VOICE File13

"盆栽には

ふたつの

楽しみがある"

盆栽の常識を打ち崩したAMATERAS LED




盆栽を始めたきっかけを教えてください。


祖父が大の盆栽好きでかなりの数を所有していました。
幼少期から身近な存在でしたが当時はまったく興味はありませんでした。

十数年前、あるTVで盆栽を取り上げた番組を観たきっかけで
「盆栽楽しいかも!」と思い盆栽にハマりました。

盆栽は樹形を自分好みに作り込む楽しさと、
育てる楽しさの両方を味わえる他の植物ジャンルにはない、
もう一つの楽しさがあります。
また、ミニチュア化した樹木の日々の変化で、
四季の移り変わりを感じることができます。



盆栽において気をつけていること、レイアウト、育成方法等、目指すところを教えてください。


盆栽は基本的には屋外(日向or日陰)で管理しています。
その品種ごとで好きな環境や欲しがる水の量が違うので
最適な日照具合の場所と水の量を考え育成しています。

AMATERAS LED等を使用し100%屋内で管理できれば、
「盆栽は屋外管理しかダメ!」という常識を打ち崩し、
盆栽需要の拡大につながるのではないか?という思いで
数年前からいろいろな品種で試しています。



盆栽をされていて失敗したと思ったことはありますか?  


始めた当初はよく枯らしました…。
よくある「育て方」はあくまでそれを書いた方の地域での育て方で、
日本も西と東で気温や環境がまったく違います。

また、戸建ての庭なのか?マンションのベランダなのか?
でも育てる住環境で違いが出ます。
その地域や環境に合った育て方をしなくていけません。

植物育成ライトにおいて重視されている点は何ですか?


照度と投射時間です。
盆栽を室内でただ育てる(枯れていない)だけでは駄目なので、
屋外と変わらないレベルで元気に育てることを目標としています。
BARRELの育成ライトを使う上でメリットやデメリットをお教えください。


良い点(メリット)は、最初は半信半疑で始めた実験でしたが、
良質な光を出してくれるので、
かなりの品種の盆栽が100%育成可能でした。
まだまだいろいろな品種で試していきます。

注意点(デメリット)は、かなりの照度があるので強すぎると焼けます。
ただしワット数や対象物までの距離・反射盤の有無で調整できます。

盆栽はイメージほど難しくない


盆栽や植物育成されている方に受けて、初心者やユーザーの方にメッセージをお願いします。


盆栽と聞くと難しいイメージを描く方が多いですが、
園芸でも盆栽でも根の付いた植物を育てることには
何ら違いはありません。
難しいのは、樹形を作り替えながら維持していくことに
経験や知識が必要なだけです。

植物の育つメカニズムを理解すれば枯らすことは非常に少なくなります。
メカニズムと言っても難しいことはありません。
すごく単純です。誰でも最初は素人です。
多少の失敗も経験の内!その失敗を踏まえて徐々に覚えていけば良いと思っています。

BARRELさんの植物育成ライトを使用すれば、
今まで屋外管理が当たり前の盆栽を
室内管理で身近に楽しむことが可能です。

私共、インテリア盆栽工房BonCyuでは、
初心者の方でも理解しやい育て方や、
その方の住環境に合わせた育て方を詳しく説明をしています。

盆栽をやってみたいけど、枯らすのが心配な方はぜひご相談ください。


あなたにとって盆栽とは何ですか?


日本の伝統芸術である盆栽が現代の生活様式や 趣味趣向の変化で衰退しているのが現実です。

進化し続ける芸術「盆栽」を現代の生活様式に
合った形「情景盆栽」に変え、
親しみやすい身近な存在にして伝統を
守り続けていきたいと思っています。

ありがとうございました。

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